じめじめどんよりな日が続きますね。
早くパーッと晴れないかな。
少し前のことですが、アンティークの回転椅子の張り替えをさせていただきました。
椅子の上物の部分と脚の部分が別になっていて、太いネジ溝を切った鉄棒で繋がっています。
椅子の上物を回すことで高さが変えられるというもの。
中身の作りもアンティークで、麻テープを土台にスプリングを麻紐で組んでワラなどで形を作っていました。
麻テープを引き直し、バネを麻紐で組み直しクッション材をチップやウレタンに交換して張り替えました。
相変わらず作業工程の写真を撮り忘れていますが・・・。
生地も元のものに近いものを選ばれたので、見た目はそこまで変わっていませんが、ちゃんと座れるように直すことが出来ました。
こういうタイプの修理、張り替えは件数でいうと年に2、3件あるかないかなので慣れない部分はありますね。
こういったものもちゃんと対応できるように勉強していきたいと思いました!
椅子の内部の作りや使われる材料も、技術の進歩や新しい材料が出てくることによって変わってきています。
それぞれのいい部分をうまく使って、張り替えが出来るように柔軟な頭でいたいと思います。
椅子っていろんな形がありますからね。
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