珍しく前回の投稿からあまり日にちを空けずに投稿です。
・・・暇だからじゃないですからね(笑)
お仕事を順番にお知らせしていきたいと思っているので、
毎度少し昔の話になってしまいます。
今回は張り替えとは少し違うパターンのお仕事です。
仕事場で使っているソファセットの座面がひび割れてきたとのことでした。
セットのうち状態がひどい一脚のみの作業です。
N様のご要望やご予算、使い方などから今回は現状の座面の上にカバーのように
張る方法で作業を行いました。
このまま張り地をめくらず型を取り、ミシンをかけ、張るとこのように。
被せるだけというわけにはいきませんので、
下地がある部分でタッカーで留められるような仕様にしました。
カバーリングと張り込みの中間といった感じでしょうか。
パッと見た感じでは被せただけとは分からないかもしれません。
通常は劣化した張り地はめくり、ゴムを補修・補充して新しい張り地で張ります。
今回はイレギュラーな方法ではありますが、
N様のイメージに近づけたかなと思います。
仕上がりには満足していただけました。
お客様一人一人、それぞれの使い方や価値観があります。
お話を聞く中で、一人一人に合うと思う方法などを提案させていただいています。
まだまだ仕上がりを完璧に説明できる表現力や語彙力が足りず、
どうやって言ったらいいんだろうと思うことも多々ありますが、
精一杯伝えさせていただきます。
また、つい先日残りのソファセットの作業もご依頼いただきました。
次破れたら買い替えだな〜とおっしゃっていたので、
少しでも長くもってくれればと思います。
前回と同じように被せて張るという方法です。
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