開業してすぐくらいの時にダイニングチェアの張り替えのご依頼をいただいたY様。
残っていた残りのダイニングチェアの張り替えのご依頼をいただきました。
張り替えるダイニングチェアは2脚。
Y様のお子さん二人がそれぞれ好きな張り地を選ばせたいとのことでした。
小学生くらいのお嬢さん二人と一緒にY様が工房へ来てくれました。
「ここは何するとこだろう」
といった感じで工房の中をキョロキョロしていましたが、
姉妹仲良く色合いを合わせながらそれぞれ好きな張り地を選んでくれました。
張り替えるダイニングチェアはこちら、
前回張り替えさせていただいたダイニングチェアと状態は同じでした。
表面がボロボロになって剥がれてきています。
元の張り地を丁寧にめくり、ゴムの補充をして型を取っていきます。
そして2脚それぞれ選んでもらった張り地で張ると、
1脚は薄いピンク、一枚目
二枚目
もう1脚は薄いベージュ、一枚目
二枚目
元が黒色だったため印象がガラッと変わり、可愛らしく仕上がりました。
張り方も少し変えたので、今後はパーツごとの張り替えも可能です。
お子さんが自分で選んだものが椅子になるという経験はなかなかないものですよね。
僕自身もとても素敵な経験をさせていただきました。
何よりお姉ちゃんと妹ちゃんがそれぞれ好みだけで選ぶのではなく、
一緒に置いて合うものを話し合って選んでいる姿が印象的でした。
これからも仲良く隣り合わせで使っていってもらえると嬉しいです。
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