今日は久々の晴れ間が!
やっぱり太陽の光を浴びると、よっしゃ〜って気分になります。
雨も生活には必要なものなので全くないと困りますが、降りすぎても困る。何事もバランスですね。
今回は張り替えのご紹介。
アンティークのベンチの張り替えをご依頼いただきました。
フレームもとても綺麗なフォルムで、細いんですがしっかりしています。
張り方も昔ながらの材料を使ったもの。
釘、パーム、白綿、麻テープなど今ではあまり見かけないものばかりで作られていました。
ただ、座り心地があまり良くなく、板張りにしてウレタンなどのクッション材で
張りなおして欲しいとの要望でした。
ご予算の関係もありそのような直し方で施工させていただきました。
こちらが張り替え終えたものです。
座面の枠の形で座板を切り出し、3層ほどのクッション構成で座面を作成しました。
製作した座面を裏からビスで留めるといった取り付け方をしています。
背もたれも中の材料をウレタンなどに交換して張り替えました。
縁に飾り縁を取り付けます。
これは装飾の意味合いもありますが、釘やタッカーを隠す役割もあります。
柄の位置も揃えてバランスがいい位置で張り替えました。
しっかりして座り心地がよくなったとお喜び頂けました。
このベンチに座って自宅の庭に来る野鳥を観察するのだそうです。
元の作りと同じように張り替えることもちろん意味のある大事なことだと思います。
それと同じくらい、ニーズに合わせることも大事だと思います。
張り替えに際して、どのようなことを求めているのかなどをちゃんと汲み取って、要望に答える方法を提案できるか。
固定観念に支配されがちですが、できるだけ要望に添えるように柔軟に対応できるようにしたいものです。
その良し悪しの判断も難しいところではあるのですが・・・。
ここも天候と同じように、バランスが大事と言うことですね。
座布団一枚!!(笑)
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