年明けから忙しくさせていただいております、いす張り工房AMANOです。
もう2月になりますね。
今回の報告は、
昨年いただいたお仕事で、いつも何かとお世話になっているLEONさんからの依頼でした。
ベンチタイプのソファの製作で、背もたれと座面が分かれていてどちらも革張り。
張り方も少し変わっており、革を切った切り口を見せる張り方です。
文章で書いても、「ん?」って感じだと思うので、
通常はミシンをかけた”縫い代”は内側にくるので、こういった仕上げはあまりしません。
今回はこういう仕上がりのイメージでということだったので、できるだけイメージに近くなるようにしました。
ミシンがけにいつも以上に気を遣いました。
こんなに疲れたミシンがけはなかなかありません(笑)
仕上がったベンチはこのようになりました。
後ろも見てもおかしくないようにしています。
この端の処理が難しかったです。
フレームも細身でスタイリッシュな印象に仕上がっていました。
僕はお客様にはお会いしていないので直接感想は聞けませんでしたが、
LEONさんから、気に入ってくれたみたいだよと聞いてほっとしました。
普段とは違うやり方は、悩むし時間がかかるし難しいことばかりですが、
自分なりのゴールへ向かって進めていく感覚は刺激的でした。
仕上がったものを見ると、より達成感も感じますしね。
これからもチャレンジ精神を忘れずやっていこうと思わせてくれました。
でもこんなに気を遣う仕事は年に一回くらいでいいかも(笑)
FOLLOW US